アマランサス
朝の過ごし方は完璧だ。あとは暗闇を抱きしめる練習だけ。

白紙を埋めるたびにしんどくなるだけなら

花をむしるときの、心臓の音みたいな、おしまい

冷え切った靴下、重ねあう足首、ここで夜を満たせばいい

横顔だけでいいから見せて、幸せそうなあなたが好きだったから

今日ここで僕の終焉がはじまったんだ

強がらなくてもいいけど、その力を誰よりも知ってる

あなたの方がきっと羽ばたき方をよく知っているよ

アマランサスの咲く頃、きみが目を開く頃、そこがすべてのはじまり