夜空は消えた
夜空は消えた

僕たちの夢の傍らにはいつも誰かがいてくれたようで

笑顔より涙で彩る心が好きだった

うるさくない日常を惜しみ指でなぞる

輪郭よどうか僕を忘れないでおくれ

ついばんで四つ葉のクローバー

背中越しの体温だけであなたを知った気になる

この手で奪い合うくらいならはじめから捨ててしまおうか

遠くに見えた光はきっときみが見せてくれた目印

うつむくふたりを影が抱きしめる

冷たい飲み物なんていらない、心ごとよこせ