いつまでも冷たくて ひとり停留所 ずっと待っているはずのあなたは来ず 傘の重みだけがああ のしかかる午後 遠い遠い存在になっていくのですね わたしだけが見つめている 片思いのように 初恋であればと願う 雨が降り注いで もう少しだけ側にいられたのならば 涙も溢れる水たまりに跳ねる雫が虚しい この胸のなかにのさばり続ける この感情を失ってしまいたくて いつまでも悲しくて ひとり停留所